今年の冬は例年に比べ降る雪も少なく、暖冬傾向にあるのかと思いきや。
あれよあれよという間もなく、気づけば真白な雪に覆われた松ヶ岡から、庄内柿の剪定風景をお届けします。
1月の晴れた日、降り積もった雪の上に梯子を立てて作業をする様子。
梯子の上でバランスを崩さないよう、足場をしっかり固めます。
晴れた日は、出羽三山を眺めながらの作業となりますが、毎日晴天ばかりとは限りません。
ある時はしんしんと降り続ける雪の中…またある時は雪煙の舞う中、この作業は春を迎える前まで続きます。
そもそもなぜ、この剪定作業は真冬の厳しい環境下で行うのかというと…それは萌芽前の休眠中にあたる、今=冬季に剪定を行うことで、木への負担が少なくなるから。
春になり、揚々と目覚め始めた木々たちに鋏を加えては、樹液の脈打つ枝や幹にとって深いキズとなることは安易に想像できるのではないでしょうか。
なーのーで!
今日も明日も、あさっても。
担当スタッフ一同、雪焼けで真っ黒になった顔を得意然として、この作業を頑張るんです。
秋に美味しい実をつけますように。
この厳しくも美しい作業が、どうか報われますよう…。
皆さま、応援よろしくお願いいたします☆